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先日社員の結婚式がありました。
今まで数々の結婚式に出ていますが、当地の結婚式、宴会は、至って合理的で 新郎新婦の紹介、成れ染め、主賓スピーチ、余興など全く無く、新郎新婦が、各テーブルに廻り、ヤームセン(飲勝)と大声で 皆と祝杯し、ご祝儀を渡し、料理を食べて三々五々解散です。
ただ宴会の開始時間が、招待状には19時と記載されていても 始まるのは早くて20時30分以降になるのが常で、これだけは合理的とは言えません。
社員の結婚式には、4回ほど司婚者、立会人、仲人などの立場で出席しました。
その折にはスピーチを頼まれるのですが、結婚式を挙げたことがない俺には、苦痛で苦痛で仕方ありません。
両家の両親や友人達に祝福され皆が笑顔で、涙を流されているのを見ると、ただたんに羨ましいだけではなく、今までお互いの両親の苦労等を考える、俺の両親、妻の両親に対して、結婚式も挙げられず友人からも祝福されずゴメンとしか言いようがありません。
そんな事が頭に浮かぶと涙腺が一番ゆるい俺は、もう大粒の涙が滝のように流れてきます。
初めて社員の結婚式にスピーチした時は、最初から最後まで、5分間も声を詰まらせ体を震わせ、嗚咽と涙声で全くしゃべれず、最後に『おめでとう』しか言えませんでした。
さらに出席者の皆も何故か俺に連られて涙し、会場は涙涙で、子供用のプールが出来るかと思うぐらいでした。
それ以来、結婚式のスピーチは、含蓄のある話をまず話す事でスピーチに集中し、両家の人々や友人達の顔を観ず、天井を見上げ顎を上げて涙を流さない対策をしています。
結婚式で、含蓄のある話は、何故結婚指輪を薬指にはめるのか? 捕鯨でなぜ雌から射止めるのか?などです。
詳しく聞きたいなら俺の社員になり結婚式を挙げるか、友人として招待して貰うことだな~。