マレーの妻を持ち、大感動したのは、初めてラマダン(断食)を終えた
ハリラヤ(イスラームのお正月)の朝(丁度日本で言えば元旦の朝)の
事です。
家族が新しい服を着て集まり新年を祝い、朝食を取った後に両親、
親類の家に挨拶に行く前に妻がオレを両肘の付いた椅子に座らせ、
膝就きオレを見上げました。
何かが始まる、と身構えると、妻が『昨年、1年間は大変お世話に
なりました。妻として母親として至らぬ点が多々あったことや怒らせた事、
育児、家事に関して失敗した事など全ての過ちをお許し下さい。
そして今年1年は、昨年以上に努め貴方にとって最善に妻、母親に
なりますので宜しくお願い致します』と言いました。
更にオレに手の甲にお許しと慈悲の願いの意味でキスをしました。
此れにはさすがのオレも青天の霹靂で、100年以上の前に日本、
江戸時代に遡って、武士の気持ちで『よきに計らえ』と殿様気分で
言ってしまいました。
毎年、この行事をしないと外出(両親、親類に会えない)出来ないので
幾ら前日まで喧嘩していてもこの日だけは家来、大奥と殿様状態です。
日本人女性が、世界中の男性からモテモテ状態なのは、謙虚で奉仕の
精神がある為ですが、日本人男性が、世界中の女性からモテる事は
少なく、しかしこの日ばかりは感謝、感激、夫としての権威を
発揮できる日でもあります。
この儀式があるからこそ、今まで30年間も夫婦として一緒に居られる
のでしょう。是非日本人の女性、妻達に見習ってもらいたいものです。
今の女性には、無理かも?