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退社の理由

日立製作所を退社した理由は、3つ有ります。
1)学歴
今でこそ何処の会社も実力主義、成果配分などと言っていますが、
30年以上の前は、終身雇用、学歴主義の世界でした。
まだ若かったオレは、工業高校しか卒業していなくても将来、
天下の日立製作所の社長にはなれないかもしれないが、取締役程度は
絶対行ける!と思っていました。オレの夢を先輩達に話すと
笑い飛ばされてしまいました。
彼ら曰く、取締役どころか、大卒の“おもり”をした後、
10年もしないうちに子会社、孫会社に転属されそれでお終い。。。。
確かに周りを見廻すとそのとおりだし、先輩達と飲みに行くと
会社の愚痴と上司の悪口を延々と赤提灯の下で話している姿しか
見えませんでした。

2)派閥
それなら労働組合の幹部、書記長や組合委員長になれば、
社長と対等に話が出来る!と思い、組合活動に力を入れていました。
青婦協のトップまで行き、全国弁論大会にも中部代表として参加し、
皆から優勝や!と言われるぐらい、内容も態度もピカイチでした。
がしかし、優勝したのは、労働組合のお膝元、日立工場の人間。
そこで労働組合にも派閥があることを知りました。
組合委員長に就任、その後、電気労連の委員長、更に社会党から
出馬して国会議員へ!という夢はあっさりと消え去りました。

3)会社というブランド
ある取引先での出来事。。。
この取引先に対しては、クレームがかさみオレの父親みたいな
年齢の専務に対して、改善がなされないので毎日大声で怒ったり
叱ったりしていました。
そして遂にオレは、
『長く取引を戴いたが、こんな事では取引を中止します』と
伝家の宝刀を抜く言葉を発しました。
それでも専務は、若輩のオレに土下座するぐらい謝りました。
その後、その専務に接待された時に、彼が酔いつぶれて発した言葉は
今でも忘れません。
『こんな若造に嫌味を言われ、暴言を吐かれ、プライドも叩かれても
我慢しているのは、仕事が欲しいから、自社の社員を食わ為。。。。』
『日立製作所の森幹雄であって、森幹雄の日立製作所では
無いないんだぞ。。。』
購買と言うポジションに甘え、有頂天になっているオレが、
その言葉で叩きのめされてしました。日立のオレ、購買課のオレ
であるから皆なペコペコし、笑顔で接してくれているが、
誰も“森幹雄個人”としてのオレに頭を下げて居るわけではありません。オレは何者?会社の名刺から日立製作所のロゴと会社名と取った
森幹雄は何者?購買課でなく反対に営業課に居たら立場は逆転?

サッカーの中田英俊よりも何十年も早く、自分探しの為、
米国に行く決意をし丸3年間お世話になった日立製作所を退社しました。

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2007年04月08日 09:29に投稿されたエントリーのページです。

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