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3年坊主の伝説社員

日立製作所で3年間しか働かなかったオレですが、
退社したいと辞表を上司の渡すと皆が止めてくれました。
部下が退社する旨が有る時に
それを止めるのは3つの理由があります。

1)本人が退社する事で業務が滞る場合。
誰かがその仕事を引き継ぐ必要があり、
また専門的な仕事を担当していればいるほど即、
上司や同僚に負担が掛かるので退社を遅らす、又は
次の候補が見つかるまで退社する事を止めます。
更に急に退社する部下が居ると言う事は、本人の上司が、
その上司から管理能力不足と言われてしまう、
つまり上司本人自身に罰点が付く事を嫌う、と言う要因もあります。

2)自分を肯定する場合。
退社する理由は色々とあるだろうけれども、上司である俺も辞めたい、
だけれども家族も居るし家のローンもあるし、世間体も。。。。。
退社する者を妬むと共に、未だにその会社にしがみついている自分を
肯定する場合です。その際は「ほかの会社に転職しても何処も一緒!」
と説得されます。

3)本人の事を見極めている場合。
退社しようとする部下の思いと能力をきっちり判断し、一時的な思い、
または感情で退社しようとしている場合は部下を諌めます。
退社して次の目標が定まらない状態なら必ず退社を止めます。
しかし、場合によっては本人の将来を考えて止めるどころか
応援する側に廻る事も有ります。

オレの上司や元上司に、退社してアメリカに渡り留学する事を明したら、
それは良いことだと薦め、羽田空港(まだ成田は港していませんでした)
まで元同僚達と一緒に見送りに来て頂きました。

だからオレは、今でも退社する人を押しとどめませんし、退社を理由に
条件交渉する社員は即、退社せよ!と言います。
色々な会社を渡り歩き、その度に上司が、退社を認めてくれたからこそ
今のオレが在ります。

昔の職場は、本社に統合され廃課になっておりOB会も
開催されなくなりましたが、今年オレがSINGAPORE滞在30年の節目に
なるということで、元上司が発起人となりOB会を開催してくれ、
祝ってくれました。

たった3年間しか勤めていませんが、大勢の人に参加して戴き、
皆が一番印象に残る伝説の社員だ!と昔話に花が咲き、
嬉し涙が大量に流れ出た日でした。

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2007年04月08日 09:34に投稿されたエントリーのページです。

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