第一波、第二波とたて続けに大きな難問、危機が訪れましたが、
第三波もやっと波が引いた後に又もやの襲来でした。
日本人社員が、一人も居なくなり、新たな競争会社も出来てしまったので 再度日本人社員を雇用しました。
即戦力になる社員で経験豊かでそれなりの大学を卒業している事を
条件に選び、採用したのが初等科、中等科等の名称を使う超有名大学を卒業した者でした。
只、難点が、お調子者と余りにも社交的、見栄を張るタイプ、金銭感覚がずれている御曹司で離婚も2回していました。仕事は、てきぱきとこなし、アッという間に友人をいっぱい作り、スポーツマンでGOLF、水上スキー、ラリーと何でもこなし仕事も遊びもバリバリ!としていました。
それが、あちこちで借金を作り始めとうとう事務所にも金を払え等と脅しが入る様になりました。実は日本にも大きな借金があった様でした。
終いには、ある日突然、行方不明。社宅に行ったらもぬけの殻で置手紙があり、借金が膨らんでヤクザ連中にも脅されどうしようも無いので日本に妻と一緒に逃げるとの事。。。。
手紙を読んで何かテレビドラマを見ている感じとそのドラマの主人公になって行く感じでした。汲めども汲めども押し寄せて来る波、津波に
飲み込まれそうなショックでした。
日本人社員が、行方不明、借金を踏み倒し日本へ逃走との噂が、
噂が噂を呼び、あっと言うまに日本人社会で 広がり、
又、例の社長の会社が。。。と酒の肴にされる毎日でした。
幾ら本人の責任問題としらを切っても社長としての管理責任を問われ
こうなれば逃げるわけには行きません。飲み屋のつけからクレジットカード、日系の百貨店とあらゆる未払いを長期月賦で支払いました。
その中で大きな借金が二つありその一つが前述のクラシツクカーです。
このクラッシクカーを買って逃走した元社員は、ローンを組む時に保証人が居るので絶対に迷惑を掛けない、支払いが、とどこうれば、給料から引いて下さいと言い、オレは、仕方なく保証人になりました。
結局、満額支払った後にこのフォードポピュラーが手に入りました。
またこの社員はモーターボートもローンで買っており、
此れも保証人になりましたが、こちらは、即売り払いました。
更に会社の社用車を担保に金を借りていました。それも2台。
そのうちの1台は、会社の名前と同じトヨタのクラウン。
街金融から借りていたので、腕っ節も強く強面の人間が、会社に乗り込んでこのクラウンを返せと迫ってました。この車は、登記は元社員だが、社用車で毎月のローンも自動車販売会社に支払っていて所有権は自動車販売会社にあると腕をまくり怒鳴り上げました。
最後の捨て台詞は、オレは裁判を何回も経験し来て何回も地獄を見ているので一筋縄で行かないぞと。。。
此処で色々な苦難を乗り越えているという自信から肝が据わり、更に裁判の経験が活きてきたのです。
今では裁判に関して相談事を受ける日々です。
人生、何事も逃げずに真正面から問題と取り組んで行くのが
強くなる秘訣です。