お金
会社を設立して、お金という物は資金という形でアッと言う間に
なくなる物、と強く思った。
設立以来、毎日頑張り続けて、売り上げを伸ばして順調に会社が成長したが、今度は、オペレーションの資金が足り無くなって来た。
仕事は幾らでも入ってくるのに業者等に立替払いしていく中、
集金サイトの問題で手持ちの資金が無くなった。
そこで「運転資金を融資して下さい」と今は消滅した某銀行に
(我々は今も存在しているが・・・。)融資の依頼に行った。
すると『森さんの活躍は目を見張るものがあるので、融資を前向きに
検討します』と言われ一安心。しかし続けて『500万円融資するので
500万円相当の担保を戴きたい』と顔色ひとつ変えずに淡々と
言われた。
(ナニいぃぃぃ・・・と握り拳を隠しつつ)
『私の2歳になる息子に5個飴玉相当分をくれたら5個飴玉をあげるよと言って息子は、喜んでYESと言いますか?』と斬り返したが、
有名大学を卒業したこの行員は、単純な計算式は苦手なようで
答えを出せなかった。
それ以来、銀行にはお世話にならないぞと決め、ビジネスを
遂行して来た。
バブルが弾けた年に同某銀行マンが、『余裕資金を利回りの良い
定期預金しませんか?』と営業にやって来られた。
『良いですよ。営業もノルマがあるので大変でしょう。
お手伝いしますが、1億円の定期預金をするので1億円担保を
出して下さい。』と言ったところで銀行マンは、
定期預金通帳を作り始めるだけ。そこで昔話を持ち出し
『貴銀行は何時他の銀行に買収されるか解らないし倒産するかも
解らないので預金の担保を取るのが何故悪い?』と私も顔色を
変えずに淡々と言い、創業時の恨みを果たした。
しかし今日、アジア全土に会社を広げ発展で来たのも某銀行マンの
お陰と確信しています。
本当に心からの感謝とお礼を申し上げます。
もしリストラや、定年退職していたらお礼に雇用をしたいと思う
この頃です。